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NGT48が解散?署名運動から分かる暴行事件の真相

NGT48の山口真帆さんが暴行されたのは2018年12月8日。それから4ヶ月が経とうとしています。NGT48の解散を求める署名運動も立ち上がり、議論が収束する気配を見せない今回の事件。暴行問題から発展し、NGT48やそれを運営する所属事務所AKS、さらにアイドルという業界について、今まで世間から見えなかった実態が明るみになり、ますますファンや聴衆から非難の声が上がっているように感じます。

今回の暴行事件について、署名運動にまで発展するほど人々の心を動かした理由はなんなのか調べてみたいと思います。

NGT48は解散?署名運動から分かる暴行事件の真相

NGT48の山口真帆さんが暴行されてから、いくつかの署名運動が行われています。それらを取り上げてみました。

NGT48グループ今村支配人の辞職と運営スタッフに公式な場での謝罪を求めます。
期間:2019年1月11日~1月13日
署名数:53,614人

NGT48運営と株式会社AKSは被害者メンバーに謝罪させたことを謝罪すべき
期間:2019年1月12日頃~1月21日
署名数:5,055人

NGT48の即時解散を求めます 4000万人の署名が必要です
期間:2019年3月21日~3月25日
署名数:51人

NGT48 山口真帆さん暴行事件に関する第三者委員会の人員総入れ替えと再調査を求めます
期間:2019年3月23日~
署名数:1,200人
※募集中※

これらの署名運動からも分かるように、今回の問題点は大きく分けて3点あると思います。

事務所は事件を隠蔽していた。山口真帆さん自身が告発しなければこの事件は闇に葬られていた可能性が高い。
・暴行した犯人が釈放された。
・第三者委員会の調査報告と山口真帆さんの証言とに差異がある。

現場を見ていないので、何が正解で誰が真実を言っているのかは分かりません。しかし、この3点が問題だと思う理由があります。それは、事務所が事件を隠していたのは、世間に知られてはまずいことがあるからだと思います。その世間に知られてはまずいことこそ、解決すべき根っこの部分でしょう。また、真相が公にされていない状態で犯人を釈放したことは、被害者や被害者の家族にとってとても大きな恐怖を与えています。さらに次の被害者を生む可能性もあります。そして、第三者委員会の調査報告が疑わしいということは、国民に日本の調査の在り方について不信感を抱かせることになり、日本の平和を脅かしています。

こんなにも多くの人が署名というかたちで意志を表明していることを、NGT48の事務所や運営スタッフは受け入れ、NGT48のメンバーと一緒に事件を解明しようと努力してほしいです。そんな真剣な姿勢を見せれば、ファンが戻ってくる日も来るのではないでしょうか。

NGT48の暴行事件についてまとめてみた最新関連情報

数々の署名運動が立ち上がった経緯からも分かるように、所属事務所AKSや支配人、第三者委員会の対応に疑問がわいてきます。最新の状況はどうなっているのでしょうか。これまでの時系列を簡単にまとめてみましょう。

2018年12月8日:山口真帆さんが男性2人に暴行される、駆けつけた捜査員が男性2人を警察署に連行する
2018年12月9日:警察が男性2人を逮捕する
2018年12月28日:男性2人は不起訴処分となる
2019年1月8日:山口真帆さんがTwitterとshowroomで事件を告発する、運営スタッフがshowroomの放送を強制終了、Twitterを削除する
2019年1月9日:ニュースで事件のことが報道される
2019年1月10日:NGT48三周年記念公演で山口真帆さんが謝罪する、NGT48公式サイトにコメントが出される
2019年1月15日:運営会社AKSが会見を開く
2019年3月21日:NGT48公式サイトに第三者委員会の調査報告書が公表される
2019年3月22日:運営会社AKSが会見を開き第三者委員会の調査報告を発表する、山口真帆さんがTwitterで会見の内容について嘘であるとつぶやく

https://twitter.com/maho_yamaguchi/status/1108988757024231424

現在は、第三者委員会の調査報告と山口真帆さんの証言とに差異があるという混沌状態のまま止まっています。そのため、2019年4月から「NGT」がタイトルに入るレギュラー番組がすべて“白紙”になってしまいました。JR東日本新潟支社や新潟市も、NGT48をPRに起用することを見合わせています。信用は長い時間をかけて得られるものですが、信用がなくなるときは一瞬です。このままでは地域に根差す身近なアイドルという職業自体がなくなってしまうかもしれません。

NGT48の暴行事件の犯人とメンバーは関与しているのか

事件の犯人とメンバーが関与しているかもしれないという推測が出てきたのはなぜか。それは、山口真帆さんが襲われた場所が山口さんの自宅だったからです。ファンが山口さんの自宅をどうやって知ったのかを考えると、犯人とメンバーやNGT48運営スタッフが何かしら接触していると考えるのは自然です。

どんな風に襲われたのか山口さんの証言を元にすると

1、山口真帆さんが新潟市内のマンションに帰宅し玄関に入ってドアを閉めようとしたとき、廊下で待ち伏せしていた男が玄関に乱入し、山口さんの顔をつかみ押し倒そうとする
2、山口さんは男を何とか追い出しドアを閉めようとしたときに、向かいの部屋からもう一人男が出てきて山口さんの顔をつかみ押し倒そうとする
3、山口さんは男を共用廊下に押し出し、共用廊下で泣き叫ぶ
4、男性が謝りながら「メンバーに相談し、こうすればまほほんと話せるとメンバーに提案されてやった」と言って、メンバー3人の名前を挙げる

とのことです。事件の後、山口さんは西潟茉莉奈さん、太野彩香さん、加藤美南さん、山田野絵さんの4人のメンバーのTwitterやInstagramのフォローを外していることから、男性二人に提案したのはこの4人なのではないかと言われています。ここまで情報が発信されていたら、誰もが犯人とメンバーは関与していたと考えるしょう。山口さんがされたことを自分もされたらと思うととても恐ろしいです。最も大事なことは、NGT48というアイドルグループを守るためにではなく、このような被害者を二度と出さないようにするためにできることを考えることではないでしょうか。

NGT48の解散と署名運動についてネットの反応は?

https://twitter.com/UcIxpMHzxLZD2tR/status/1084770762077032448

https://twitter.com/te88341859/status/1109444568770985984

https://twitter.com/UeM7YVnNjmMVqDX/status/1103807760200683520

NGT48の解散と署名運動について終わりに

このような事件は、嘘をつけばつくほど隠そうとすればするほど、多くの時間とお金がかかりたくさの人を巻き込むことになります。その結果、どんどん問題は大きくなり謎は深まるばかりというのはいつの時代も変わらない気がします。しかし、情報の広がり方や一般市民の関わり方を見ると、時代の変化を感じます。今回の出来事によって、showroomやTwitterというSNSで世間に知らせることができたこと、Web上の署名で誰でも訴えることができると分かりました。テクノロジーの進化がこのような事件を防ぐ方向へと向かっていってほしいです。

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