5月4日、ゴジラなどの特撮用の着ぐるみを多く手掛けてきた開米栄三(かいまいえいぞう)さんが4月24日に死因が白血病で死亡していたことが判明しました。
享年90歳でした。
ファンの多くの方から開米栄三さんへの感謝のコメントが多く寄せられております。
今回は偉大な造形家の開米栄三さんの生年月日や経歴、さらに顔写真や家族について調査しました。
それでは詳しく見ていきましょう。
開米栄三(ゴジラ造形家)が死亡!死因は白血病
【訃報】開米栄三さんが白血病のため死去 『ゴジラ』など特撮用の着ぐるみ造形https://t.co/0StVr1NgKz
『マグマ大使』『ウルトラQ』『人造人間キカイダー』など、数多くのキャラクターの造形を担った。
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 4, 2020
開米栄三さんは4月24日に死亡しました。
死因は白血病でした。
享年90歳でした。
詳しい闘病生活などの話は特にありません。
葬儀は既に近親者の中で営まれたようです。
報告がすぐでなかったのは、近親者のご意向なのでしょう。
お別れの会の時期は未定ですが、今後開かれるようです。
喪主は長男で開米プロダクション社長の開米敏雄さんとのことです。
ちなみに開米栄三さんは開米プロダクションの代表取締役会長で、息子の敏雄さんに後を継がせた形になりますね。
開米栄三の顔写真
開米栄三さんはあまり表舞台に出てくる方ではありませんが、顔写真がありましたの見てみましょう。
見た目だけでは中々判断できませんが、貫録が感じられるような気がします。
開米栄三の生年月日
開米栄三の生年月日は1929年9月24日です。
1929年と言えばちょうど世界大恐慌時代です。
厳しい時代にお生まれになったのですね。
開米栄三の家族は?
開米栄三さんの家族についてはあまり情報が公表されておりません。
分かっているのは長男が開米敏雄さんということくらいですね。
ただ、開米敏雄さんという後継ぎがいるので、開米家はひとまず安泰というところですかね。
開米栄三の経歴
開米栄三さんの経歴を見ていきましょう。
『ゴジラ』をはじめ特撮着ぐるみを数多く手がけた開米栄三さんが白血病で亡くなりました。
「ゴジラをつくる」での酒井ゆうじさんとの対談も記憶に新しい中、残念です。
今も毎号買ってますので、しっかりとゴジラ完成させます! pic.twitter.com/bOqAo7Hf90— 映画『大仏廻国 The Great Buddha Arrival』 (@daibutsukaikoku) May 4, 2020
- 名前:開米栄三(かいまいえいぞう)
- 年齢(享年):90歳
- 生年月日:1929年9月24日
- 没年月日:2020年4月24日
- 職業:造形家
- 事務所:開米プロダクション(代表取締役会長)
元々は遊園地やお化け屋敷で仕事をしていたようですが、友人の紹介で東宝の映画美術や小道具制作に携わるようになりました。
初めてゴジラに参加したのは1954年です。
ずいぶん昔の話になりますね。
開米栄三さんは造形家の仕事だけでなく、着ぐるみに入るスタッフの補助や先導、さらには自ら着ぐるみに入ることもあったようです。
まさに着ぐるみのスペシャリストです。
造形へのこだわりのレベルが非常に高く、エピソードとしてはキングコング対ゴジラの時にキングコングをよりリアルに演出するために非常に効果なヤクの毛を取り寄せて、自らの手で、一本一本脱色と染色、植毛を行ったようです。
そこまでこだわっていたのだと、感服してしまいますね。
代表作品はゴジラの他「ウルトラマン」「宇宙大怪獣ギララ」「ガメラ」「人造人間キカイダー」などなど本当に数多くの作品を手掛けております。
また晩年は特撮だけでなく、映画やテレビ番組、アトラクションショーなどあらゆるジャンルの造形に携わりました。