豊かな色彩や美しい木目を生かした作品を作る、伝統工芸士の「石川一郎(いしかわいちろう)」さん。
石川一郎さんがは浜松屋の社長であり石川仁兵衛さんの子孫と言われております。
今回はそんな石川一郎さんの経歴や年齢などプロフィールに加え、浜松屋の場所、石川一郎さんの作品である箱根寄木細工の評判、更に、妻(嫁)や子供などの家族構成をご紹介します。
目次
石川一郎は浜松屋の社長で石川仁兵衛の子孫?
「石川一郎」さんは浜松屋の社長を務めており、石川仁兵衛さんの血筋を引く伝統工芸士です。
いつも箱根はノープラン。
ブラタモリで、まえーに見たお店(浜松屋)にたまたま入り、作業見学させて貰いできたてホヤホヤの寄せ木の削ったのを頂きまして。
職人さん、腕はもちろんセンスの塊。https://t.co/67kr0q59Dc pic.twitter.com/fvPPTdCQ1B— nina.g (@what37327_g) August 11, 2019
浜松屋は石川仁兵衛さんが直々に伝統を教えた5代目が創業しており、その孫である石川一郎さんは7代目の社長です。
石川仁兵衛さんが作り上げた「箱根寄木細工」を200年に渡り伝統を伝承し続け、歴史が作り上げて来た幾何学模様である「寄木細工」と、絵画模様の「木象嵌」という技術を生かしています。更に、現代の独自性を加え浜松屋オリジナルの作品を作り上げています。
作品に使用する模様は、今はなんと100種類以上もあるそうです。
長年の経験と鍛練を重ねた職人にしか出来ない技です。
木と向き合って約40年の石川一郎さんは、やはり、伝統工芸士である石川仁兵衛さんの血筋を引いた人物であるからこそ、できる技術があるんでしょうね。
きっとこれからもどんどんオリジナルを交え、模様の種類を増やしていくんでしょうね。
石川仁兵衛とは何者?
石川仁兵衛(伝統工芸士)さんが何者かを見ていきましょう。
今日は箱根寄木細工の始祖、石川二兵衛の供養祭が畑宿でありました。夕方になると寄木細工職人が箱根、小田原からわらわらと集まって来てお墓の前で合唱します。みんな何をお祈りしてるのかな?そのあと小田原の直会の会場へみんな我先にと向かいます。筆舌むずかしいのですが、いい集まりなのです。 pic.twitter.com/Di8qTgdwoa
— るちゑ (@luthier43) September 21, 2019
石川仁兵衛さんは1790年に誕生し、1850年に亡くなりました。
石川仁兵衛さんが箱根寄木細工を作り始めたきっかけは、旅人の土産品として持って帰ってほしい。という気持ちからだそうです。
静岡で寄木細工の技術を学び、箱根の町へ持ち帰ったそうです。技術を学ぶのはとても苦労したそうですよ。
浜松屋の場所はどこ?
浜松屋の場所をご紹介します。
先週行った箱根の寄木細工体験
ゼニガメ(作:娘)をモンボ(作:私)でゲット pic.twitter.com/KzjgoLfQzH— りえピョン (@pyon4545) January 18, 2020
【本店】
住所:神奈川県足柄下郡箱根町畑宿138
TEL:0460-85-7044
営業時間:9:00~17:30
年中無休で駐車場も完備されています。
【支店】
TEL:0460-85-5284
営業時間:10:00~17:00
本店のお店の中は、作品を作っている姿が見える、実演見学会が随時行われています。
見学時は、工芸士が作品を作る工程などの案内や、技術や歴史なども教えてくれます。
見学した方には、「寄木ズク」もプレゼントしてもらえるそうなので、お店に行った方はぜひ見学までした方がいいと思います!
興味があるけど、遠方で行けない方などは、公式ホームページの通販もありますので、是非見てみてください!
石川一郎の箱根寄木細工作品の評判は?
石川一郎さんの箱根寄木細工作品の評判をご紹介します。
箱根といえば、寄木細工。手作り体験もできてよかった。やっぱ素敵だよね寄木細工。 pic.twitter.com/lTck2vcOHT
— coca (@coca__rdm) January 25, 2020
箱根の寄木細工っていいですよね★
うちにはコレと根付があります! pic.twitter.com/1rXMeclryW— Forever (@Forever14854739) January 19, 2020
先日いただいた寄木細工!箱根の寄木細工が大好きな我が家、このすばらしい品々を見て歓声と拍手がおこりました。大事にします。職人さん、ジョージさん、ありがとー! pic.twitter.com/k6tUyziXIv
— はとさぶれ (@dove_sable) July 24, 2018
素敵なデザインが、たくさんの方を魅了しているようです。
箱根寄木細工作品は、底面はひし型や三角形などの角柱が組み合わせられ、カンナで表面を削り、断面に厚さ約0.2ミリほどの美しい幾何学模様が現れてくる箱根寄木細工作品。
薄くそいで経木を箱などに貼っていく「ズク貼り」や、角柱を組み合わせ種木を彫り器などに加工していく「無垢(むく)」の2技法を行っているそうです。
石川一郎/伝統工芸士の経歴と年齢などプロフィール
石川一郎(伝統工芸士)さんの経歴とプロフィールを見ていきましょう。
- 名前:石川一郎(いしかわいちろう)
- 年齢:未公表
- ※昭和48年より職人の仕事を始めたということで、18歳に仕事を始めたとすると、65歳という計算になりますので、65歳前後と推定します。(2020年1月現在)
- 受賞歴:
- 1991年 箱根物産 デザインコンクール 優良賞
- 1997年 ウッドクラフトコンペ 特別賞
- 1998年 ウッドクラフトコンペ 特別賞
- 2000年 第1回木のクラフトコンペ 特別賞
- 2007年 全国日本こけしコンクール 会長賞 等
職人一筋の人生を歩まれた方であり、その実力は本物で、数々の賞を受賞しております。
また、箱根寄木細工は経済産業大臣より伝統工芸品に指定されており、石川さんは業界の要人の一人として挙げられております。
石川一郎さんの特徴は伝統を守りつつも、自身の長年の鍛錬と経験により、最適な木材の選択や異なった性質の木材をうまく組み合わせる技術、さらにデザインを進化させているようです。
伝統工芸と言えば伝統を守るのがメインという風に考えがちですが、石川さんのように大事なとこは残しながらも進化させていくという考え方はかっこいいですね。
そういった石川さんの作品だからこそ惹かれる人が多いのかもしれませんね。
石川一郎の妻嫁や子供など家族は?
石川一郎さんの妻や子供などの家族構成をご紹介します。
家族構成は、一般人の方の為詳しく出ていませんでした。
結婚されているかに関しては、2018年11月24日にテレビ東京で放送された、「世界!ニッポン行きたい人応援団」で石川一郎さんが特集された際に、石川一郎さんのご自宅にも行かれおり、奥様も出演されていました。
奥様は「二人三脚で販売をしていく!」とおっしゃっており、夫婦の絆が伺えます。
きっと、石川一郎さんをしっかりと支えてくれる奥様だからこそ、石川一郎さんも集中して作品を作り上げる事ができるのでしょうね。
お子様に関しては、浜松屋で甥っ子の「石川善弘」さんと作品を制作していましたので、もしかするといらっしゃらないかもしれません。
もし居れば、表には出ず跡継ぎとして技を磨いているかもしれませんね。
石川一郎について終わりに
今回は、石川一郎さんについてご紹介しました。伝統の技を200年以上伝えていくのは至難の業だと思います。素晴らしい作品の数々、是非本物を見に行っていてはいかがでしょうか?