2020年3月9日午前5時50分ごろ、芸備線の東城駅(庄原市)―備後八幡駅(同)間で崩れた土砂に列車が乗り上げて横転し脱線したため、東城駅―備後落合駅(同)間で運転を見合わせているようです。芸備線の運転手は誰で土砂に乗り上げ横転場所はいったいどこなのでしょう?また、過去にも芸備線では同様の事故が起こっていたそうなのです。
乗客に怪我はあったのかや事故の詳しい経緯についてもツイッター・インスタ・FacebookなどのSNSの情報も交えながら調査していきたいと思います。
目次
芸備線脱線事故の経緯は?
事故が発生したのは2020年3月9日(月)の午前5時50分のことでした。新見発備後落合行mp快速列車が線路上の土砂に乗り上げ脱線し横転する事故が発生しました。
土砂崩れによって線路上に土砂が積もっており、そてに気づいた運転手が非常ブレーキをかけたのものの間に合わず、接触して横転したものとみられています。
早朝だったことと元々利用客が少ない区間だったため人的被害は少なかったようです。
【芸備線が脱線】JR西日本によりますと、庄原市で崩れた土砂に列車がのりあげて脱線したため、東城駅~備後落合駅間で運転を見合わせています。運転再開見込みはたっていないということです。#芸備線 #脱線 #RCC pic.twitter.com/tkVhlBHtpU
— 鉄道のある風景 (@NihonnoEki) March 9, 2020
気になるツイートがありました。
去年の秋、せっかく芸備線全線運転再開したばかりなのに、今度は三次より先で土砂崩れとは…
けが人の有無と列車と線路の復旧が心配
— KenTan (@westkenbowstory) March 9, 2020
「去年の秋、せっかく芸備線全線運転再開したばかりなのに、今度は三次より先で土砂崩れとは…」とありますが、どういうことなのか調査したところ、2018年6月28日~7月8日にかけて西日本を中心に広い範囲で記録された、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨「平成30年7月豪雨」の影響で、長期に渡って芸備線は運転を再開出来なかったようです。
西日本「平成30年7月豪雨」当時の町の様子
芸備線が通る橋も崩壊してしまいました。
この悲惨な自然災害からやっと復興し運転を再開したばかりの芸備線が土砂崩れという自然災害に再び巻き込まれてしまったことに非常に胸が痛くなります。
現在も運転再開のめどは立っていないようです。
芸備線は単線で、倒木や土砂が流入しているところに列車が乗り上げ脱線、横転した。運転再開の見込みは立っておらず、終日代行輸送を行う。
— 佐野 直哉 (@pxbrqnaZJT1917W) March 9, 2020
運転手や乗客に怪我はなかったのか?順を追って見ていこうと思います。
芸備線脱線運転手は誰?
運転手の情報は、現在の時点では公開されていませんでしたが、これだけの事故だったのにも関わらず、運転手に怪我はなかったそうです。
そして、脱線現場の近くには大きな川がながれていたそうで、川に落ちなかったことは奇跡だと思います。
芸備線で脱線事故あったみたいです。横転してますが運転手のみで大きな怪我人もでてないみたい!運転手は怖かったでしょうね!
— 山田惣一 (@yzutwkrRr3aWLYT) March 9, 2020
ツイッターでも運転手に対して、心配している方が多く見られました。本当、運転手さん怖かったと思います。無事でよかったですね!
芸備線脱線で土砂に乗り上げ横転した場所はどこ?
事故のあった場所は、広島県庄原市にある、JR芸備線東城一備後八幡駅間のようです。
近くには川が流れているという情報がありました。
ツイッターにて現場を特定している方がいらっしゃいましたので、そのツイートを参考に現場地図を見ていこうと思います。
現場特定ツイート①
芸備線 脱線現場付近
指定した地点
〒729-5125 広島県庄原市東城町川西付近https://t.co/1YsJUr1Wvp— 通急2000西武(Com.exp.2000 seibu)🎮@ナイセン団 (@Comexp634) March 9, 2020
特定場所の地図
現場特定ツイート②
芸備線・東城ー備後八幡間脱線横転現場特定。
レッカーは入れるかギリギリだな…
川から入った方が良さそう。 pic.twitter.com/ov7SVP8nWp
— たけい (@ayuazimebaru) March 9, 2020
現場航空写真
ツイッターには、嘘の情報も沢山ありますが、お二人の特定情報は間違いない情報だと思います。
芸備線脱線で乗客に怪我は?
芸備線脱線事故の際、早朝ということもあり、乗客はいなかったそうです。
現場近くにいた人もいなかったそうで、けが人は出ませんでした。このことにはツイッターでも不幸中の幸いといった声が多く発信されていました。
うえぇ・・・
ほんと、前途多難の芸備線やな・・・
運転士ケガなくてよかったけど
怖かったやろなぁ・・・— 長尾の大ちゃん (@KD_OSK) March 9, 2020
芸備線脱線…!
乗客いなくてよかったね…!
芸備線復帰したばかりなのに…— ゆきえ@カフェライブロス (@yukie1773) March 9, 2020
芸備線、怪我人ゼロならよかった。それにしても、自然災害による運行支障が際立つ印象があるな…
— 伊達信治 (@nobuharu_date) March 9, 2020
事故事態はとてもひどい事故だと思いますが、本当に、けが人がいなくてよかったですし、列車も川に転落しなくてよかったなと思います。
芸備線脱線で過去にも同様の事故が?
2016年7月14日にも広島・三次 JR芸備線が脱線するという事故が起こっていました。
こちらも早朝の 午前5時40分ごろ線路に流れ込んだ土砂に列車が乗り上げて脱線しました。 三次発広島行きの4両編成の列車が線路に流れ込んでいた土砂に乗り上げ、先頭車両の前輪が脱線しました。運転士は手前で土砂に気付いて非常ブレーキを掛けましたが、間に合わなかったということでした。そしてこの時は乗客24人が乗っていたそうなのですが、けがはありませんでした。現場付近では未明に1時間あたり50ミリを超える非常に激しい雨が降ったそうですが、事故当時はやんでいたということです。
芸備線が走る地域は、自然豊かなところなのだそうです。
近くには川が流れ森や山もある地域なので、地盤が緩いのかもしれませんね。それにしても二回目とは・・・。芸備線を利用する人たちは不安でしょう。
芸備線脱線運転手は誰で土砂に乗り上げ横転した場所はどこで乗客に怪我は?について終わりに
芸備線脱線横転事故で、これだけの大きな事故あったのにも関わらずけが人が出なかったことは本当によかったと思いましたが、利用者の気持ちを考えると今後の対策が気になります。利用者数も多くない路線のようなので、対策といっても予算が賄えずに廃線ということになってしまう可能性もあるのでしょうか?今後も芸備線の情報があれば更新していこうと思います。