1986年に5月20日に発生した保険金事件として世間を震撼させたトリカブト事件の犯人の神谷力さんをご存じでしょうか?
今回は神谷力さんの今現在や職業、父親や母親、さらに生い立ちについて調査しました。
それでは詳しく見ていきましょう。
神谷力の職業は?

神谷力さんの職業を見ていきましょう。
まず最初は音響機器製造会社に入社します。
しかし、倒産し、その後空調機器製造販売会社に入社します。
経理副部長まで行きますが、自動車部品製造販売会社に転職します。
そこでも経理副部長になります。
その後、経理の番人であるはずの経理副部長でありながら、業務上の横領容疑で逮捕されます。
色々な職業を転々としておりますが、経理が得意分野のようです。
会社の経営体質を左右するとても重要な部門ですね。
神谷力の父親や母親は?
神谷力の父親と母親を見ていきましょう。
神谷力さんの父親は東北大学の教授だったようです。
神谷力さんの母親は詳細は不明ですが、小学校5年生の時に、神谷力さんの目の前で自らの命を絶ったようです。
恐らくとてつもないトラウマだったでしょうね。
神谷力の生い立ちは?
神谷力さんの生い立ちを見ていきましょう。

- 1939年に宮城県仙台市に生まれる。
- 小学5年生の時に目の前で母親が亡くなる
- 1958年仙台市立仙台高等学校卒業、東北大学の受験に失敗(東北大学は今でもレベル高いですもんね)
- 1959年に東京に転居、池袋の書店に勤務
- 1961年に音響機器製造会社に入社→1964年に倒産
- 1973年に空調機器製造販売会社に入社→1977年経理副部長(すばらしい出世ですね)
- 1986年自動車部品製造販売会社入社(恐らく日本の車が強くなってきた頃ではないでしょうか?)→1988年経理副部長→1990年依頼退社
- 1991年業務上横領容疑で逮捕→トリカブト事件で逮捕
まず、小学5年生の頃に母親が目の前で亡くなるのは本当に恐ろしい話ですね。
その後、東北大学の受験に失敗するも、上京して、自らの力で道を切り開いて行ったという感じですね。
会社が倒産しても次の会社をしっかりと見つけております。
また、転職も恐らく時代の流れに合わせて収益の大きいところにキャリアアップしていったいのではないでしょうか?
役職は経理副部長という立派な役職ですし。
ただ、お金に目がくらんでしまったのでしょうか。
会社でも横領事件、さらにトリカブト事件も保険金事件です。
なぜこのような金の亡者になってしまったのでしょうか?
もしかしたら、お金に最も詳しい経理部門にいて、ばれない方法などが色々分かってしまったからかもしれませんね。
神谷力の今現在は死亡?死因は?
神谷力さんの今現在ですが、無期懲役となり刑務所にいましたが、2012年11月に大阪医療刑務所で死亡しました。
死因は病死だったようです。
享年73年でした。
終わりに
神谷力さんは最後までずっと無実を訴えていたので、本人の真意は分かりません。
ただ、事実として、小学5年生の時に母親を目の前で無くしたというのは幼い子供にとってはとてつもない衝撃だったでしょう。
これがもしかしたら神谷力さんの人物形成に大きな影響を与えているかもしれません。
また、一方で、経理の仕事を長くしていたために、お金に関して悪知恵が働くようになってしまったのではないかと推察します。
以上、調査結果でした。