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駒澤大学の駅伝の新入生2020は?箱根メンバー2021注目選手予想や歴代メンバーについても!

今回は駅伝シーズン真っ盛り!ということもあり箱根駅伝の関連記事を書いていきます。
まず箱根駅伝とは、大学生の男子を対象とした東京と箱根を2日間かけて往復する駅伝大会です。
毎年1月の2日・3日に開催されており、視聴率も40%ほどの大人気大会です。
ここまで全国的に有名な駅伝大会は箱根駅伝以外存在しないでしょう。
そして今回は2020年の全日本大学駅伝を優勝して2021年箱根駅伝でも優勝候補の1校として名をあげる駒澤大学についてご紹介していきます。

駒澤大学の駅伝の新入生2020注目選手は誰?

駒澤大学といえば、「平成の常勝軍団」とも呼ばれるくらい2000年代を中心に大活躍しました。
特に2002年〜2005年まで箱根駅伝を4連覇するなど非常に輝かしい成績を残しておりました。
近年山の神出現や青山学院大学の台頭などもあり、なかなか箱根駅伝優勝からは遠ざかっております。
しかし、2020年に黄金時代到来とも思える期待の新入生が多数入ってきました。

鈴木芽吹選手 佐久長聖高校(長野) 自己ベスト:5000m 13分43秒07
花尾恭輔選手 鎮西高校(熊本)   自己ベスト:5000m 13分54秒38
白鳥哲汰選手 埼玉栄高校(埼玉)  自己ベスト:5000m 14分05秒35
赤津勇進選手 日立工業高校(茨城) 自己ベスト:5000m 13分56秒37
唐澤拓海選手 花咲徳栄高校(埼玉) 自己ベスト:5000m 14分02秒87
赤星雄斗選手 洛南高校(京都)   自己ベスト:5000m 14分08秒31

5000mで13分台の記録を出すと、一流と呼ばれておりますが、大学1年生にしてすでに3名の選手が13分台の記録を持っております。さらに13分台まであと数秒と迫っている選手も3名おります。
これだけ多くの有望な新入生が在籍している大学は非常に珍しいです。10人しか走ることのできない箱根駅伝は1区間20km前後と非常に長い距離で行われるので上級生が起用されることが多いのですが、今年の新入生では2-3人が起用されてもおかしくないほどのレベルです。
特に鈴木選手については高校時代からも世代のトップレベルの走りを安定的に披露し、年末に行われた全校高校駅伝では1区で7位ながらも10kmで29分の記録を記録を切る28分59秒で走りました。大学へ入ってからも上級生に負けじと、自己ベストを連発し、いまや主力級の力を保持しております。

駒澤大学の箱根駅伝メンバー2021予想!注目選手についても

それでは新入生以外の選手もご紹介していきます。
駒澤大学といえばなんといっても、田澤廉選手。まだ大学2年生ではありますが、駒澤大学の不動のエースです。2020年の全日本大学駅伝では最長アンカー区間で東海大学のエース名取選手との壮絶なゼットヒートを繰り広げ、ラスト1kmのスパートで振り切り、見事優勝へ導きました。2020年12月に開催される10000mの日本選手権でも優勝を目指しており、大学2年生ながら日本チャンピオンになる可能性すら感じさせる大エースです。
そんな田澤選手を中心とした2021年の箱根駅伝メンバーを個人的主観も交えながら予想していきます。

1区:小林歩選手(4年)
2区:田澤廉選手(2年)
3区:加藤淳選手(4年)
4区:鈴木芽吹選手(1年)
5区:伊東颯汰選手(4年)
6区:山野力選手(2年)
7区:小島海斗選手(4年)
8区:花尾恭輔選手(1年)
9区:酒井亮太選手(2年)
10区:石川拓慎選手(3年)

近年の箱根駅伝では1-5区の往路での順位が非常に重要になってきます。
特に1-2の序盤については各大学ともにエース級の選手を配置し、熾烈な戦いが繰り広げられます。
1区は準エースといっても過言ではない小林選手を。2区に大エースの田澤選手を持っている以上絶対に1区での出遅れは許されません。そして4区には注目の新入生、鈴木選手を配置しました。3区と-5区に4年生を配置することで安心して1年生でも出走できることと思われます。
山登りについては前回も経験している伊東選手。怪我で出遅れておりましたが、駅伝シーズンになって復調しつつある期待の選手です。
そして一番頭を悩ませるのが復路と呼ばれる6-10区の中でも6区の山下りです。経験者が去年卒業してしまったため、誰が走っても初めての山下りとなります。経験者が非常に強い5-6区に関して初めてというのは決してプラスではありません。そんな中でも2年生の山野選手に期待してみたいです。
そして8区にはこちらも注目の1年生花尾選手を配置しております。8区は終盤に長い登りのある区間で非常にタフなコースですが、来年のためにもここに1年生を配置いたしました。9区には2年生の中でも最も注目の酒井選手。兵庫の名門西脇工業高校出身で今年度非常に伸び盛りの選手です。

駒澤大学の駅伝の歴代最強メンバーは?

ここで少々マニアックな駒澤大学の歴代最強メンバーでドリームチームを組んでみます。
箱根駅伝において出走したことのある区間で並べております。

1区:中村匠吾選手(2014年)
2区:田澤廉選手(2021年)
3区:中谷圭佑選手(2015年)
4区:藤田敦選手(1999年)
5区:安西秀幸選手(2008年)
6区:千葉健太選手(2011年)
7区:西山雄介選手(2014年)
8区:深津卓也選手(2008年)
9区:窪田忍選手(2009年)
10区:柴田 尚輝選手(2005年)


まさにドリームチームです。主に近年の選手にはなってしまうものの、マラソンで東京オリンピック代表になっている中村選手や現在の駒澤大学コーチでもある藤田選手、そして6区で区間記録を更新した千葉選手など非常に輝かしい卒業生の数々です。

 

駒澤大学の駅伝の監督は?

駒澤大学の監督といえば、大八木弘明監督です。自身も駒澤大学の学生として箱根駅伝を出走しており、1995年から指揮をしております。
特に選手を鼓舞する熱いハートを持った監督で「男だろ!」という代名詞があるほど、選手の後ろを走る車から声をかけるのはお正月の風物詩ともなっております。

一見考えや見た目が一昔前の方にも見受けられますが、年々その指導方法は変化しており現在ではその大八木監督に指導を仰ぎたいとの理由で多数の生徒が入学しております。

 

駒澤大学の駅伝の過去の戦績

駒澤大学といえば、2000年に初優勝を遂げてから6回もの総合優勝を誇っております。
そんな平成の常勝軍団の駒澤大学でも、最後の優勝は2008年と長く総合優勝から遠ざかっております。その間にも5区の山登りであっと言わせた柏原選手や神野選手のような山の神の出現、そして高校生のうちから13分台のランナーを多数出るなど圧倒的なスピード化が箱根駅伝では顕著に現れております。優勝から遠ざかっているとはいえ、あと一歩で優勝を逃してしまった年なども多数あります。

久しぶりに2021年の箱根駅伝は駒澤大学が優勝する可能性も決して低くないと思います。

 

終わりに

2020年の全日本大学駅伝を優勝し、2021年の箱根駅伝では優勝候補の一角にも称される駒澤大学。その一番の魅力はなんといっても、大八木監督の魅力です。現代教育ではデジタル化やゆとり教育などあまり厳しい教育は受けておりませんが、大八木監督の激しい檄は昭和を彷彿とさせる熱のこもった指導でありつつもしっかりと現代の生徒の心もつかみ、再び箱根駅伝優勝という物に手の届くようになってきました。田澤選手という過去最高クラスのエースを推し、2021年の箱根駅伝ではどういったレースを展開してくれるのでしょうか。いまから非常に楽しみです。

 

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