4月15日に出演する外国人舞台演出家のアンドリューゴールド・バーグ(アンディ)さんを御存知でしょうか?
アンドリュー・ゴールドバーグさんは佐々木蔵之介の俳優人生を大きく変えた人物のようです。
今回はアンドリュー・ゴールドバーグの作品や経歴、さらに大学やwiki情報など今現在のプロフィールを調査しました。
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
アンドリューゴールドバーグは佐々木蔵之介主演のマクベス(MACBETH)の舞台演出家
本日、佐々木蔵之介さんの『マクベス』初日でした。カッコよかった。。チケット完売したようで、スタッフ打ち上げで演出のアンドリューゴールドバーグさんから大入袋いただきました。おつかれさまでした!
内田さんとデザインしたパンフとともに。 pic.twitter.com/qavK58ccfa— 加藤賢策(LABORATORIES) (@katokensaku) July 13, 2015
マクベスとは1606年頃にたシェイクスピアに書かれた戯曲で、「ハムレット」「オセロー」「リア王」に並ぶ4大悲劇の一つです。
2015年にこの名作マクベスを舞台作品として、アンドリュー・ゴールドバーグさんが演出を手掛けました。
役者は佐々木蔵之介さんです。
なんと佐々木蔵之介さんが20人の役を100分間、全て一人で演じました。
流石に佐々木蔵之介さんも制作中の段階の会見で「心配と不安しかない」「膨大なセリフに対して体力と精神力をどうしようかと思う時がある」など、かなり弱気な発言をしておりました。
佐々木蔵之介さんはアンドリュー・ゴールドバーグさんとの稽古に入る前の台本読みの段階で、誰もチェックもしてくれないので正しいかどうかも判断できず、とにかく孤独だったようです。
ベテラン俳優の佐々木蔵之介さんがここまでおっしゃるのは本当に追い込まれていた証拠ですね。
しかし、アンドリュー・ゴールドバーグさんとの本格的な稽古に入り、さらにスコットランドから本場の舞台セットに音響などもバッチリ揃ってきて、皆で作品を作るという雰囲気を作ってくれたお陰でとても稽古に集中できたようです。
たとえ舞台の役者が一人であっても、演出には多くの方が携わっており、スタッフみんなの心は一つに繋がっているのでしょうね。
制作当初はとても弱気だった佐々木蔵之介さんでしたが、そういったスタッフの協力がとても大きかったようです。
舞台直前では「これだけ本番を穏やかに迎えることかできたのは初めて」と言うほどです。
作品の仕上がりは素晴らしく、チケットの完売が相次ぎ、ご覧になった方も「すごいという言葉では表現できないほどすごい」など、高評価でした。
佐々木蔵之介の実力を引き出すとともに、気持ち良く仕事ができる雰囲気作りをしたアンドリュー・ゴールドバーグさんは相当の手腕の持ち主なのでしょうね。
そして、佐々木蔵之介さん自身もマクベスという舞台で恐らく俳優として一皮も二皮も剥けたことだろうと思います。
アンドリューゴールドバーグの作品は?

アンドリューゴールドバーグさん自体に馴染みがない方がほとんどだと思いますが、それもそのはずで、日本では佐々木蔵之介が演じたマクベスしかないです。
実はマクベスを一人で演じるという演劇は、日本で開催する前にスコットランドやニューヨークでも開催されております。
もちろん大成功だったようです。
日本でも開催したいという思いがあり、それを佐々木蔵之介と共に実現したのですね。
アンドリューゴールドバーグさんは様々な演劇の制作と監督を経験しております。
特にシェイクスピアが大好きで、マクベス以外にもシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」、「真夏の夜の夢」、「ママの12夜」、「ダディクール」、「ギャバギャバヘイ」などの演劇の演出を手掛けました。
アンドリューゴールドバーグ(アンディさん)のwiki風プロフィールと経歴

名前: アンドリュー・ゴールドバーグ(Andrew Goldberg)
年齢: 49歳(推定・2020年4月現在)
※年齢は1993年にスタンフォード大学を卒業したところから推定
職業: 演劇監督
大学: スタンフォード大学、ブルックリン大学(PIMA)
※PIMAとは「Performance and Interactive Media Arts Program」の略
アンドリューゴールドバーグさんは異色の経歴を持っております。
アンドリューゴールドバーグさんは大学卒業後、アメリカオレゴン州の劇場に就職します。
その後、小さい劇場に転職し、若い頃から監督も経験します。
その後、独立し、アメリカやオーストラリアなど、世界中で演劇の制作と監督をしながら、演技の指導も行っておりました。
アンドリューゴールドバーグさんは演劇の指導者としてトップレベルでしたが、シェイクスピアの作品をより深く演出するには古典演劇を自らがもっと学ぶ必要があると考えるようになりました。
そこで出会ったのがブルックリン大学のPIMAプログラムだったようです。
このプログラムを受けてアンドリューゴールドバーグさんは「演劇と芸術、そしてテクノロジーと芸術の関係を再考することができ、自分の考えを根本的に変えることができた」と話しております。
とても大きな学びがあったことが伺えますね。
マクベスはアンドリューゴールドバーグさんがPIMAプログラムを学んだ後にできた作品になります。
だからこそ、とても凄みのある作品に仕上がっているのかもしれませんね。
アンドリューゴールドバーグの今現在は?大学生?

アンドリューゴールドさんは先ほど説明した通り、ブルックリン大学に在籍しておりましたが、それは2013年の話になります。
ただ、演劇のさらなる高みを目指して、他の大学に進学してもおかしくないですね。
シェイクスピアを愛してやまない方なので、もしかしてら古典演劇を学べる他の大学に行っているかもしれません。
終わりに
アンドリューゴールドバーグさんは日本ではあまり知られておりませんが、世界的には有名な演劇監督のようです。
経歴からもその凄さが伝わってきます。
佐々木蔵之介さんもアンドリューゴールドバーグさんに会って俳優人生が変わったというほどの人物なので、さぞ素晴らしい演劇監督なのだと思います。
演劇に対する熱い思いや奥深さをきっと感じたのではないかと思います。
以上、調査結果でしたら