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スキージャンプスーツ規定違反とは(高梨沙羅)?失格理由はなぜ?

今年2021年2月5日行われたスキージャンプ女子のワールドカップ(5戦目)において高梨沙羅(たかなしさら)選手がスキージャンプのスーツ規定違反で失格となりました。

スーツ規定違反とはいったい何で理由はいったいなぜなのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

高梨沙羅のスキージャンプスーツ規定違反とは?

高梨沙羅選手は2月5日にーストリアのヒンツェンバッハで行われたワールドカップ5戦目(ノーマルヒル)の1回目のジャンプで全体でトップの91.5mを飛びましたが、ジャンプの後にスーツの規定違反で失格となりました。

ちなみに今大会の予選で日本勢ナンバー2の実力を持つ伊藤有希選手も失格になっております。

 

高梨沙羅のスキージャンプスーツ規定違反の理由はなぜ?

高梨沙羅のスキージャンプスーツ規定違反の理由はなぜかを見ていきましょう。

現在のところ明確な理由は公表されていませんので調査中ではあると思います。

一般的に今回関連ありそうなルールをご紹介します。

  1. スーツの厚みは4~6mm以内
  2. 通気性は40ℓ/㎡
  3. スーツの袖口のゆとり4cmまで
  4. 股下が短すぎる

 

①についてはさすがに厚みを外すことはないでしょう。

②も誰が着ようがスーツの絶対値なので可能性は低そうです。

③、④については人の体型に依存するので可能性としてはありそうです。

③は2013年にルール改正により設定されたものなので何ら新しいものではありません。

ただ、計測方法などが変わったり、より厳格な計測をするといったルールとして公表しないような内部のガイドラインが変わったことにより、これまで問題とならなかったことが問題となった可能性はあると思います。

④も新しくないルールで、高梨沙羅選手は2018年に④の股下が短すぎるというルールで失格となりました。

しかも同シーズンで利用していたものと同じスーツを着ていたにも関わらずです。

日本としては角が立たないようにするのは大事かもしれませんが、何に違反したかは公表して欲しいものですね。

恐らく選手たちや関係者については違反理由は既に分かっていることでしょう。

 

高梨沙羅のプロフィール

高梨沙羅選手の簡単なプロフィールです。

 

  • 名前:高梨沙羅(たかなしさら)
  • 生年月日:1996年10月8日
  • 身長:152cm
  • 体重:45kg
  • 血液型:A型(信ぴょう性は継続確認中)
  • 出身地:北海道上川郡上川町
  • 所属クラブ:クラレ
  • 最高記録:141m

 

スキージャンプを始めたのは8歳の頃からです。

2011年頃(15-16歳)の頃からワールドカップでメダルを獲っており、天才ということで注目を集めております。

2018年の平昌オリンピックの銅メダリストでもあります。

2020年も絶好調で、ワールドカップ通算57勝で、今回が58勝目になりそうと言われていただけに失格はとても残念です。

違反理由をはっきり確認するとともに、理由が妥当かも判断し、再発を防止して欲しいですね。

 

考察

過去の事例などを含めて考えると、体型などの微妙な変化により規定に引っかかってしまうほどシビアという面もあるかもしれませんが、計測基準が疑わしいです。

同シーズンで同じスーツを着ても違反になるとなると、計測者のばらつきもあるのではないかと考えます。

一生懸命飛んでいる選手達のためにも、意図しない失格とならないよう、選手団が気を付けるのはもちろんですが、誰が計測しても同じような結果になるよう、安心して計測されるシステムにしてほしいものです。

 

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